不滅の恋人(1話〜最終回)動画を無料視聴する方法をご紹介！最新再放送予定や配信情報も

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朝鮮王朝時代に、長男である国王と、次男王子であるイ・ガン、三男王子であるイ・フィで三兄弟がいた。今の国王(長男)は幼い頃病弱であったため、次男のイ・ガンは国王である長男の王位継承を脅かさないために、宮廷から出され家族と離れて育てられた経緯があった。 片や三男のイ・フィは端正な甘い顔立ちで、優しく芸術の才覚に溢れて多くの物から慕われていた。一方、イ・ガンは、宮廷で育てられた出来の良い弟と比較され上に軽んじられるは、どうにも我慢ならなず悔しかった。
朝廷の重臣である令嬢チャンヒョンは、男勝りで活発なお転婆な娘。絵を描くことが大好きで美貌の持ち主である。
ある日花嫁修業をさぼっていた時、たまたまイ・フィと出会い、二人はお互いに恋に落ちてしまう。実はイ・ガンもチャンヒョンには好意を寄せていたが、結局彼女が選んだのはイーフィ。
そんな折り、国王の病状が重篤となる。イ・ガンは、次の王位継承者である幼い甥（国王の息子）から王座を奪って、全てを手に入れようと画策。弟の恋人チャヒョンさえも奪ってしまえと目論む。
それからイ・フィは何度も命を狙われるようになり、チャンヒョンと甥を守るためにも、兄と戦うことを新たに心に誓うのだった。

冒頭からボロボロの姿で雪原を歩く大君、というかなり衝撃的な始まりで掴みはバッチリでした。メインは恋愛かと思いきや、王に最も近い血を持ちながらも王ではない『大君』という存在、大君故の悩みやその不安定な立場に翻弄される様をしっかり描いた面白い作品です。
明言はされていないものの、おそらく李氏朝鮮の文宗～世祖あたりの時代をモデルにした『もしも魯山君が殺されずに救出されていたら』というifストーリ―だと思います。ウンソン大君はどうも複数の人物がモデルになっている感じで特定が難しいですが…。しかし何度死にかけても必ずチャヒョンのもとに舞い戻ってくる彼は、まさに『不滅の恋人』にふさわしい人物となっています。
そして当作品、大妃が悪役じゃない、わりと珍しい部類のドラマとなっています…この作品の大妃様は終始良い人でしたね。
（30代・女）

まずは主演女優のチン・セヨンさん。『オクニョ』でも主役をされてましたが、彼女の持つヒロイン力や存在感は今作でもしっかりと発揮されています。お転婆ながらもお嬢様育ちでか弱いところもあり、しかし芯が強く一途なチャヒョンを演じきっていましたね！この2作品で彼女のヒロイン適正は証明されたと思いますが、これからもヒロイン路線でいくのか、はたまた違うタイプの役にも挑戦されるのか気になります。
そしてチニャン大君役のチュ・サンウクさん。彼の魅力は何といってもその目力。チニャン大君の持つ野心とチャヒョンへの執着心を目力と視線一つで表現していて凄まじかったです。彼のどこか寂し気な目元にキュンときた女性は少なくないはず。今後も大注目の役者さんです。
（30代・女）

これまで色々なドラマでも描かれてきた李氏朝鮮王朝時代で有名なクーデターを独自の解釈で描き、さらに結末も史実とは大きく異なっていたから最後まで目が離せませんでした。特に史実では首陽大君こと世祖にあたるイガンが野心的で傲慢なキャラクターであるも実は幼少から自分に冷たかった母親の愛情に飢えており、兄弟に対しても本当は優しく接したくてもできない不器用な感じが勧善懲悪でないストーリーにより深みを与えて楽しめました。また、恋愛模様も三角関係や片思いなど色々な要素が入っており、対立する王子たち兄弟を巡って登場人物たちの思惑が入り乱れているのもよく、中盤からはアクションも多かったので老若男女問わずに楽しめる作品という印象でした。
（30代・男）

イガン演じたチュサンウクです。コミカルな役から二枚目な役まで幅広い役を演じるなど演技力に定評がある彼が二面性のある難しいイガンを見事に演じていました。特に中盤から弟のイフィのこと疎ましく思いながらも命を奪うことを躊躇したり、最後に自分を討ち取らせないように部下に自分を討たせた演技は素晴らしくて思わずイガンの最後には涙してしまいました。また、イガンの妻であるナギョムを演じたリュヒョヨンの悪女な演技もよかったです。序盤はヒロインにいい友人を演じながらも実は腹黒く、イガンに嫁いでからは隠すことなく残虐な本性はいかにも悪女という感じで、イガンに仕える妓生への仕打ちした際の表情には思わずゾッとする演技でした。
（30代・男）

兄弟とヒロインの三角関係が描かれていて、弟のフィは優しい心の持ち主で競争心がなく無欲ですが、兄のガンは幼い頃に宮殿を出され親の愛情を知らずに育ったこともあり弟に対する嫉妬と競争心が激しく欲望も強いためガンにはなかなか好感をもてるシーンがなく、終始フィの応援をしながら見ていました。フィを慕っていたまだ幼い女官のことをガンが池に落とすシーンは衝撃的でした。女官が助かればまだ良かったのですが、そのまま命を落としてしまったにも関わらずガンが自分のしたことを認めなかったことで、序盤からガンに対する不信感をもち最後までその不信感が消えることはありませんでした。ガンのことを利用していたヤンアン大君が一番悪いと思いますが、ガン自身にも同情の余地はないと思いました。ヒロインのジャヒョンとフィの恋愛は多くの困難がありましたが、それも含めて良かったです。
（30代・女）

チン・セヨンさん演じるジャヒョンは男装をして出かけてしまったり戦場についてきてしまったりとかなりお転婆なヒロインでしたが、ジャヒョンの明るくサバサバした性格のおかげで兄弟の険悪さやドロドロの三角関係といった印象ではなく、作品全体がジャヒョンとフィの爽やかな恋愛ドラマの要素が強くなっていたように感じました。また、ソン・ジヒョンさん演じる女真の長の娘のルシゲもとても魅力的でした。フィと出会い共に行動していく中でフィのことをひたすら想い、フィの為に尽くして動いている姿には胸を打たれましたし、恋をしてどんどん乙女らしくなっていくのがとても可愛らしかったです。ジャヒョンとはライバル関係になりながらも友情もあり、見ていて切なかったです。
（30代・女）